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株式相場一言(2016年 3月)

2016/ 3/31(木)
 31日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落した。前日比120円29銭(0.71%)安の1万6758円67銭で終えた。大引けにかけて期末の持ち高調整の売りが出て相場を押し下げた。東証株価指数(TOPIX)も3日続落し、9.09ポイント(0.67%)安の1347.20で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆3073億円だった。売買高は22億2549万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1449と全体の74.4%を占めた。値上がりは421、変わらずは76銘柄だった。
 31日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅続伸。終値は前日比0.11%高の3003.92ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6969億2700万元。上海総合指数は高寄りで始まると総じてプラス圏でもみ合う展開。外貨準備を管理する中国国家外貨管理局によるA株企業11社への投資で時価総額が270億元に上ると伝わり、買い材料視された。一方、指数は前日に直近1カ月で最大の上げ幅を記録した後とあって、高値警戒感から売り圧力も強まりマイナス圏に沈む場面も見られた。結局、心理的な節目の3000ポイントをかろうじて守って終えた。上海B株指数は0.07%高の375.16ポイント、深センB株指数は0.18%高の1144.26ポイントとともに続伸した。

2016/ 3/30(水)
 30日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前日比224円57銭(1.31%)安の1万6878円96銭だった。節目の1万7000円を下回るのは24日以来、4営業日ぶり。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が29日の講演で利上げに慎重な姿勢を示したことで米国の早期利上げ観測が後退。東証株価指数(TOPIX)も続落、21.31ポイント(1.55%)安の1356.29で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆4億円。売買高は19億1183万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の73%にあたる1419、値上がりは466、変わらずは59だった。
 30日の中国本土株式市場で上海総合指数は3日ぶりに反発。終値は前日比2.77%高の3000.64ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6284億2900万元。上海総合指数は反発スタート後、終日プラス圏で推移。後場に上げ幅を一段と広げ、節目の3000ポイントを回復して取引を終えた。中国国家外為管理局が傘下の梧桐樹投資平台有限責任公司を通じて交通銀行(601328)と上海浦東発展銀行(600000)の大株主となっていたことが明らかになり、年金基金と合わせA株市場への資金流入期待が高まった。上海B株指数は1.77%高の374.89ポイントと3日ぶり反発、深センB株指数は1.13%高の1142.22ポイントと反発した。

2016/ 3/29(火)
 29日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、前日比30円84銭(0.18%)安の1万7103円53銭で終えた。前日に3月期末の権利付き最終売買日を通過し、持ち高を減らす売りが優勢だった。ただ、心理的な節目の1万7000円を下回る場面では押し目買いが増え、相場は底堅く推移した。東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反落し、4.25ポイント(0.31%)安の1377.60で終えた。東証1部の売買高は17億5085万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の55%にあたる1061、値上がりは789、変わらずは85だった。
 29日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比1.28%安の2919.83ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5375億5200万元。上海総合指数は小動きで始まり、段階的に下げ幅を拡大。天井として意識される3000ポイントを上抜くのは難しいとの思惑から、戻り相場を支えてきた銘柄が幅広く売られた。指数は一時、2900ポイントに迫る水準まで下げ、下落率が1.78%に達した。市場では、指数が2850−3000ポイントのレンジで推移するボックス相場が当面続くとの見方が強まった。上海B株指数は1.02%安の368.36ポイントと続落。深センB株指数は0.55%安の1129.48ポイントと3営業日ぶりに反落した。

2016/ 3/28(月)
 28日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末比131円62銭(0.77%)高の1万7134円37銭で終えた。外国為替市場で円相場が1ドル=113円台半ばで円安・ドル高に振れ、輸出採算の改善などを意識した買いが入り相場を下支えした。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、終値は15.80ポイント(1.16%)高の1381.85。ともに28日の高値で終えている。東証1部の売買代金は概算で1兆9283億円。売買高は18億4515万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1562と、全体の約8割を占めた。値下がりは301、変わらずは85銘柄だった。
 28日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。終値は前日比0.73%安の2957.82ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6260億5700万元。上海総合指数は続伸して寄り付いた後、節目の3000ポイントを挟んでもみ合う展開となったが、買いが続かなかったことで上値の重たさが改めて意識され、戻り待ちの売りが優勢となった。上海市と深セン市が高騰する住宅価格を抑制するため、住宅購入規制の強化を打ち出したことを受け、同様の不動産価格抑制策が北京市や広州市にも広がり、不動産市場が調整局面を迎えるとの懸念が投資家を慎重にさせた。上海B株指数は0.06%安の372.14ポイントと反落、深センB株指数は0.35%高の1135.77ポイントと続伸した。

2016/ 3/25(金)
 25日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比110円42銭(0.65%)高の1万7002円75銭で終えた。24日の米国株式市場でダウ工業株30種平均が上昇。円相場の下落で企業の輸出採算が悪化するとの不安も薄れ、打診買いが入った。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発。終値は11.44ポイント(0.84%)高の1366.05だった。東証1部の売買代金は概算で1兆7746億円と低調だった。売買高は18億1200万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1018と、全体の52%を占めた。値下がりは794、変わらずは136銘柄だった。
 25日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.62%高の2979.43ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5534億3400万元と、前日から1900億元近く減少した。上海総合指数は安寄り後すぐに切り返したものの、その後は方向感に欠ける展開。香港や欧米市場が25日は休場となるなか手掛かり材料に乏しく、買い上がる勢いは弱かった。ただマイナス圏に沈む場面では買い戻しが入った。終盤に上げ幅を広げると結局、この日の高値圏で終えている。上海B株指数は0.61%高の372.37ポイント、深センB株指数は0.35%高の1131.76ポイントとともに反発した。

2016/ 3/24(木)
 24日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比108円65銭(0.64%)安の1万6892円33銭で終えた。原油安が嫌気され、資源関連株などが下落した。ニューヨーク原油先物が時間外取引でも心理的な節目の1バレル40ドルを下回り、投資家の慎重姿勢が強まった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、同9.59ポイント(0.70%)安の1354.61で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆1002億円。売買高は20億103万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1258と、全体の約65%を占めた。値上がりは597、変わらずは93銘柄だった。
 24日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。終値は前日比1.63%安の2960.97ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7377億7800万元。上海総合指数は前日に回復した心理的節目の3000ポイントを下回って始まると、終日マイナス圏でもみ合う軟調な展開となった。目立った買い材料に乏しい中、目先の利益を確定する動きが広がった。李克強首相が国際会議で、深センと香港の両株式市場が売買注文を取り次ぐ「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」の年内導入や金融分野の全面改革などに言及したが新鮮味に欠け、材料視されなかった。結局、指数は節目水準を回復することなく、この日の安値で引けた。上海B株指数は0.95%安の370.11ポイント、深センB株指数は0.49%安の1127.83ポイントとともに反落した。

2016/ 3/23(水)
 23日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比47円57銭(0.28%)安の1万7000円98銭で終えた。前日にベルギーの首都ブリュッセルで連続テロが発生し、投資家心理が悪化。運用リスクを回避する動きがじわりと増え、主力株に買いが手控えられるなか小口の売りに押された。東証1部の売買代金は概算で1兆7399億円と、今年最低の水準だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、5.73ポイント(0.42%)安の1364.20で終えた。東証1部の売買高は16億210万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の55%にあたる1064、値上がりは733、変わらずは151だった。
 23日の中国本土株式市場で上海総合指数は反発。終値は前日比0.35%高の3009.96ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6702億4700万元。上海総合指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合う方向感に乏しい展開。終盤に上げ幅を広げ前日に割り込んだ節目の3000ポイントを回復して取引を終えた。A株口座の新規開設数が4週連続で増加したことや「滬港通(上海・香港ストックコネクト)」を通じて上海市場に資金が流入していることなどが好感された。信用取引向け融資残高の利用拡大期待も相場を支えた。半面、証券当局が上場廃止につながる可能性のある企業のブラックリストを作成したと伝わったことが嫌気され、指数はマイナス圏で推移する場面も目立った。上海B株指数は0.41%高の373.66ポイント、深センB株指数は0.17%高の1133.42ポイントとともに反発した。

2016/ 3/22(火)
 22日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反発し、前週末比323円74銭(1.94%)高の1万7048円55銭で終えた。15日以来、4営業日ぶりに節目の1万7000円台を回復した。外国為替市場で円高・ドル安が一服し、企業業績の下振れ懸念がやや後退。日本株を見直す動きが広がった。東証株価指数(TOPIX)も5営業日ぶりに反発し、24.88ポイント(1.85%)高の1369.93で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆1784億円と盛り上がりに欠いた。売買高は20億1411万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の89%にあたる1732、値下がりは163、変わらずは51だった。
 22日の中国本土株式市場で、上海総合指数は8営業日ぶりに反落。終値は前日比0.64%安の2999.36ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7570億9800万元。上海総合指数は安く寄り付き、前日回復した節目の3000ポイントを挟んで一進一退の展開。結局、大引け間際に同水準を割り込んで引けた。前日までの7営業日連騰で7.63%上昇していたとあって、利益を確定する売りが優勢だった。中国人民銀行(中央銀行)の周小川行長が貯蓄から株式市場への資金流入を奨励したとの報道について、人民銀が21日に「メディアの曲解」とコメントしたことも、投資家心理を冷やしたもよう。もっとも株式市場への資金流入が拡大するとの期待は根強く、小幅ながらプラス圏に浮上する場面もあった。セクター別では、前日に全面高だった証券と保険が大幅に反落。石炭や不動産も売られた。半面、軍需関連や文化メディアの一角が買われた。上海B株指数は0.32%安の372.13ポイント、深センB株指数は0.21%安の1131.54ポイントとともに4営業日ぶりに反落した。

2016/ 3/21(月)
 21日の東京株式市場は「春分の日」で休場です。
 21日の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に7営業日続伸。終値は前営業日比2.15%高の3018.80ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9036億3400万元。上海総合指数は高く始まり、次第に上げ幅を拡大。前場には上昇率が2.48%に達する場面があった。政府系証券金融会社の中国証券金融公司が21日付で証券会社に信用取引の決済に必要な資金を貸し付ける業務を再開し、資金流入への思惑から幅広い銘柄に買いが入った。李克強首相が今年の政府活動報告で表明した増値税(付加価値税)試行の範囲拡大について今週中に細則が公表されると伝わり、減税効果が材料視された。指数は心理的節目の3000ポイントを超える水準では伸び悩んだものの、終値は1月12日以来ほぼ2カ月半ぶりの高値圏だった。上海B株指数は1.63%高の373.31ポイント、深センB株指数は1.14%高の1133.92ポイントとともに3営業日続伸した。

2016/ 3/18(金)
 18日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、前日比211円57銭(1.25%)安の1万6724円81銭で終えた。外国為替市場で円高・ドル安が加速し、投資家心理が悪化。東証1部の売買代金は概算で2兆4504億円。売買高は22億9580万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1283と、全体の66%を占めた。値上がりは555、変わらずは108銘柄だった。
 18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日続伸。終値は前日比1.73%高の2955.15ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8171億8400万元。上海総合指数は続伸スタート後、終日プラス圏で堅調に推移。指数は1月20日以来、約2カ月ぶりの高値水準で取引を終えた。中国人民銀行(中央銀行)による流動性供給が好感されたほか、人民元相場の上昇で資本流出懸念も後退した。2016年から始まった第13次5カ年計画(2016−20年)を受け、産業の高度化や環境対策への期待から関連銘柄を中心に幅広く買われた。上海B株指数は2.06%高の367.34ポイント、深センB株指数は1.55%高の1121.17ポイントとともに続伸した。

2016/ 3/17(木)
 17日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比38円7銭(0.22%)安の1万6936円38銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が16日に発表した米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の政策金利見通しの中央値が前回(昨年12月時点)から低下。米国の利上げペースが鈍化するとの見方から円高・ドル安が進み、輸出関連企業を中心に業績の先行き懸念が強まった。東証株価指数(TOPIX)も3日続落し、1.53ポイント(0.11%)安の1358.97で終えた。東証1部の売買高は22億729万株だった。東証1部の値下がり銘柄数が915だったのに対し、値上がりは872で、売り買い均衡した。変わらずは157だった。
 17日の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続伸。終値は前日比1.20%高の2904.83ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5720億6400万元。上海総合指数は小高く寄り付くと、前場は前日終値を挟んでもみ合う展開。後場に入ると上げ足を広げ、心理的節目の2900ポイント上抜くと一時上昇幅が2%に迫る場面もあった。李克強首相が16日、中国経済のモデル転換推進の原動力として「新経済」概念を打ち出し、「インターネット+」、クラウドコンピューティング、電子商取引などが含まれると発言したことを手掛かりに、関連銘柄が買い進まれた。ただ急ピッチな上昇に対する警戒感から大引けかけて上げ幅を縮めた。2900ポイント台回復は3月8日以来9日ぶり。上海B株指数は1.57%高の359.92ポイントと続伸、深センB株指数は1.19%高の1104.04ポイントとともに反発した。

2016/ 3/16(水)
 16日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比142円62銭(0.83%)安の1万6974円45銭で終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を日本時間17日未明に控え、買い手控えムードが広がった。東証株価指数(TOPIX)は続落し、11.58ポイント(0.84%)安の1360.50で終えた。東証1部の値下がり銘柄数は1340と、全体の約69%を占めた。値上がりは486、変わらずは118銘柄だった。
 16日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら4営業日続伸。終値は前日比0.21%高の2870.43ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で4233億8600万元。上海総合指数は小安くスタート後、終日小動きのなか、プラス圏で取引を終えた。5日に開幕した全国人民代表大会(全人代)がきょう午前、第13次5カ年計画(2016−20年)の綱要草案などを採択し、閉幕。李首相は閉幕後の記者会見で、中国経済の長期的な成長に自信を示し、同国経済のハードランディングはないと発言。また、金融機関の不良債権比率の上昇リスクを制御する能力があるとしたほか、債務の株式化を通じて企業の負債比率を引き下げる方針を示した。深センと香港の両株式市場が売買注文を取り次ぐ「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」については「年内導入を目指す」と述べた。上海B株指数は1.05%安の354.35ポイント、深センB株指数は0.59%安の1091.05ポイントとともに続落した。

2016/ 3/15(火)
 15日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比116円68銭(0.68%)安の1万7117円07銭だった。前日までの3営業日で日経平均が600円弱値上がりするなど、相場上昇が続いた反動もあり、大型の主力株を中心に利益確定を目的とした売りが出た。日銀が金融政策の現状維持を決め、追加緩和に期待した一部の投資家から売りが出たことも相場を押し下げた。保険株の下げが目立ち、鉱業や鉄鋼など資源関連株も安かった。東証株価指数(TOPIX)は7.87ポイント低い1372.08だった。東証1部の売買代金は概算で2兆1123億円、売買高は20億9325万株。東証1部の値下がり銘柄数は947、値上がり銘柄数は843、変わらずは152だった。
 15日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら3営業日続伸。終値は前日比0.17%高の2864.37ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で4279億4000万元。上海総合指数は安くスタート。おおむねマイナス圏でもみ合ったが、大引け間際に切り返して引けた。中盤までは元安に伴う資金流出懸念があらためて意識され、利益確定売りが先行した。終盤に銀行やインフラ、港湾、保険、電力などの大型株に買いが入り、相場を押し上げた。中国証券監督管理委員会の劉士余主席の前週末の発言を手掛かりに、当局が株式需給のバランスに配慮するとの期待が根強い。「国家隊」と呼ばれる政府系金融機関が資金を投入して相場を下支えするとの思惑もあったもよう。セクター別では、保険が全面高となったほか、電力や建設、公益事業の一角が上昇。半面、非鉄金属や鉄鋼、石炭、産金が下落した。上海B株指数は0.15%安の358.10ポイントと3営業日ぶりに反落。深センB株指数は0.29%安の1097.56ポイントと反落した。

2016/ 3/14(月)
 14日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸した。前週末比294円88銭(1.74%)高の1万7233円75銭と、2月2日以来約1カ月半ぶりの高値で終えた。前週末の欧米株高や原油相場の持ち直しで投資家心理が改善。株式相場の地合いの改善が意識されるなか、投資家の間で運用リスクを取る姿勢が広がった。東証1部の9割弱が上昇し、主力株を中心に幅広い銘柄が買われた。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、20.63ポイント(1.52%)高の1379.95で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆620億円と低調。売買高は20億1976万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1702、値下がりは177、変わらずは63だった。
 14日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前営業日比1.75%高の2859.50ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5039億9400万元と、5000億元の大台を超え商いは賑わった。上海総合指数は高く寄りつくと、終日プラス圏で堅調に推移した。中国証券監督管理委員会(CSRC)の劉士余新主席が12日の記者会見で、サーキットブレーカー制度の運用を向こう数年見合わせると述べたほか、深セン市場と相互に注文を取り次ぐ「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」の年内始動を強く示唆するなど、市場安定に向けた積極姿勢を示したことを受け、買い安心感が広がった。このほか、国家発展改革委員会が1月末までに承認した11件の大型公共事業の総額が5兆元を超えたことを明らかにしたことも好感された。上海B株指数は2.05%高の358.64ポイントと続伸、深センB株指数は1.48%高の1100.80ポイントと5営業日ぶりに反発した。

2016/ 3/11(金)
 11日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比86円52銭(0.51%)高の1万6938円87銭で終えた。10日に欧州中央銀行(ECB)が決めた包括的な金融緩和策の分析が時間の経過とともに市場に浸透。前向きな評価がじわりと広がり、後場に入ると買いが優勢になった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、7.15ポイント(0.53%)高の1359.32で終えた。東証1部の売買代金は概算で3兆883億円だった。株価指数先物・オプション3月物の特別清算指数(SQ)算出に伴う取引で、2月17日以来の水準に膨らんだ。売買高は27億6156万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1295と、全体の67%を占めた。値下がりは533、変わらずは115銘柄だった。
 11日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。終値は前日比0.20%高の2810.31ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で3041億1200万元。上海総合指数は安寄り後、方向感に乏しい展開となったが、終盤にプラス圏に浮上した。商業銀行が抱える不良債権を債務者企業の株式に振り替える手法を中国人民銀行(中央銀行)が認めると伝わったことを受け、銀行株が買われ、相場を支えた。半面、大都市向けの不動産価格抑制策導入に対する警戒感も強く、上値追いは限定的だった。上海B株指数は0.27%高の351.44ポイントと3日ぶりに反発、深センB株指数は0.62%安の1084.78ポイントと4日続落した。

2016/ 3/10(木)
 10日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反発した。前日比210円15銭(1.26%)高の1万6852円35銭で終えた。外国為替市場で円相場の円高進行が一服し、企業の輸出採算の悪化懸念が和らいで投資家心理が改善した。年初から下げていた原油先物価格に回復傾向が見られたのも追い風になり、主力株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。東証株価指数(TOPIX)も4営業日ぶりに反発し、19.84ポイント(1.49%)高の1352.17で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆431億円だった。売買高は19億8326万株。東証1部の値上がり銘柄数は1680と全体の86%を占めた。値下がりは198、変わらずは65銘柄だった。
 10日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比2.02%安の2804.73ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で3550億4200万元と、商いは細った。上海総合指数は安く寄りつくと、終日マイナス圏でもみ合う軟調な展開。寄り付き直後に発表された2月CPI上昇率が市場予想を大幅に上振れたことで追加緩和への期待がしぼみ、相場の重しになった。指数は終盤に下げ足を速め、結局10日ぶり安値を付けた。ただ、心理的節目の2800ポイントは守った。セクター別では証券、保険、インフラ建設、港湾関連などを中心に幅広く売られた。一方、酒造が買われた。上海B株指数は0.60%安の350.48ポイントと続落、深センB株指数は0.74%安の1091.54ポイントと3日続落した。

2016/ 3/ 9(水)
 9日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比140円95銭(0.84%)安の1万6642円20銭で終えた。外国為替市場で円高・ドル安が進んだため投資家心理が悪化した。東証株価指数(TOPIX)も3日続落した。東証1部の売買代金は概算で2兆2806億円。売買高は22億4920万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1477、値上がりは372、変わらずは94だった。
 9日の中国本土株式市場で、上海総合指数は7営業日ぶりに反落。終値は前日比1.34%安の2862.56ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で4265億7600万元。上海総合指数は反落して寄り付いた後、終日マイナス圏で推移した。米株安や商品市況軟化に加え、当局が大都市の住宅価格上昇の対策として、住宅ローン頭金融資の規制に乗り出したとの観測が流れたことで、投資家心理が弱気に傾いた。指数は前日まで6営業日続伸していただけに、利益確定目的の売りも出やすかった。上海B株指数は1.51%安の352.60ポイントと3日ぶりに反落、深センB株指数は1.51%安の1099.69ポイントと続落した。

2016/ 3/ 8(火)
 8日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比128円17銭(0.76%)安の1万6783円15銭で終えた。外国為替市場で円相場が一時1ドル=112円台後半まで円高・ドル安方向に振れ、採算悪化が懸念された輸出関連株を中心に幅広い銘柄が売られた。東証株価指数(TOPIX)も続落し、14.18ポイント(1.04%)安の1347.72で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆5754億円。売買高は25億4633万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1470と、全体の約76%を占めた。値上がりは380、変わらずは93銘柄だった。
 8日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら6営業日続伸。終値は前日比0.14%高の2901.39ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5327億1800万元。上海総合指数は反落して始まったものの、次第に下げ幅を縮小し、大引け間際に切り返した。序盤は利益確定売りが先行して下落率が一時3.27%に達したが、5日に全国人民代表会議(全人代)が開幕したことで政策期待も強く、2800ポイントに迫る水準では押し目買いが入った。結局、終値ベースで2月24日以来ほぼ2週間ぶりに2900ポイントを回復して引けた。セクター別では、港湾・海運やソフトウエア、観光が高い。供給過剰の解消に向けた業界再編が当局主導で進むとの思惑から、製紙やガラスも買われた。一方で産金や石炭、不動産が売られた。上海B株指数は0.15%高の358.02ポイントと続伸。石炭会社のイータイ・コール(900948)、タクシー運営大手の大衆交通(900903)が高い。深センB株指数は0.54%安の1116.52ポイントと反落した。

2016/ 3/ 7(月)
 7日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落した。終値は前週末比103円46銭(0.61%)安の1万6911円32銭だった。前週末に節目の1万7000円を回復したため、目先の利益を確保する目的の売りに押される展開だった。東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反落し、終値は13.45ポイント安い1361.9だった。東証1部の売買代金は概算で2兆1722億円、売買高は22億1694万株。東証1部の値下がり銘柄数は1000、値上がり銘柄数は835、変わらずは108だった。
 7日の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続伸。終値は前日比0.81%高の2897.34ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で4786億1700万元。上海総合指数は続伸して始まると、序盤に一時1%余り上昇し、心理的節目の2900ポイント台に乗せる場面も見られた。全国人民代表大会での支援政策の発表を受け関連セクターに買いが入り相場を支えた。ただ4連騰の後を受けた高値警戒感や、あすの貿易統計の発表を前にした様子見ムードも浮上し、その後は上げ幅を縮めた。結局、節目超えを維持できずに終えた。セクター別では鉄鋼、鉄道インフラ建設、証券などが買われる一方、銀行、保険、石油の一角が売られ足を引っ張った。上海B株指数は1.31%高の357.48ポイント、深センB株指数は0.43%高の1122.61ポイントとともに反発した。

2016/ 3/ 4(金)
 4日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸した。前日比54円62銭(0.32%)高の1万7014円78銭で終え、2月8日以来、約1カ月ぶりに1万7000円台を回復した。4日続伸は今年初めて。世界の株式相場が落ち着きを取り戻しつつあるなか、打診買いの勢いがじわりと増した。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸し、6.30ポイント(0.46%)高の1375.35で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆4902億円。売買高は26億5272万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1422と、全体の73%を占めた。値下がりは435、変わらずは86銘柄だった。
 4日の中国本土株式市場で上海総合指数は4日続伸。終値は前日比0.50%高の2874.15ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6406億4700万元。上海総合指数は安く寄り付いた後、前日終値を挟んで方向感に欠ける展開となったが、プラス圏で取引を終えた。あす5日に開幕する中国の全国人民代表会議(全人代=国会に相当)を前に政策期待の買いが相場を支えた。半面、前日までの3日続伸で大きく上昇した反動から目先の利益を確定する動きが出たほか、全人代の内容を見極めたいとの参加者から持ち高調整の売りもみられ、指数は中盤に2800ポイント付近まで下落する場面もあった。上海B株指数は1.14%安の352.85ポイント、深センB株指数は1.21%安の1117.78ポイントとともに続落した。

2016/ 3/ 3(木)
 3日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸した。終値は前日比213円61銭(1.28%)高の1万6960円16銭と2月8日以来、約3週間ぶりの高値を付けた。3日続伸は今年初めて。2日の米株高や原油相場の上昇を背景に投資家心理が改善し、運用リスクを取る動きにつながった。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、19.44ポイント(1.44%)高の1369.5で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆5382億円。売買高は27億4428万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1429と全体の74%を占めた。値下がりは436、変わらずは77だった。
 3日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。終値は前日比0.35%高の2859.76ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6635億1500万元。上海総合指数は総じてプラス圏でもみ合う展開が続いた。一時1%余り上昇する場面も見られたが、高値圏では戻り待ちの売りに押され上げ幅を縮めた。最大の政治イベント、「両会」(全国政治協商会議と全国人民代表大会)の開幕を受け景気浮揚に向けた政策支援への期待が相場を支えた。一方、米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが前日に中国の長期債務格付けの見通しを従来の「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げたことが嫌気され、足を引っ張った。上海B株指数は0.24%安の356.91ポイント、深センB株指数は0.57%安の1131.49ポイントとともに3日ぶりに反落。

2016/ 3/ 2(水)
 2日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸した。前日比661円04銭(4.11%)高の1万6746円55銭で終えた。2月8日以来、約1カ月ぶりの高値をつけた。前日の米株高や原油先物価格に下げ止まりが見られ投資家心理が改善した。外国為替市場で円相場が対ドルで円安方向に振れ、輸出採算の悪化懸念が和らいだ。主力銘柄を中心に幅広い銘柄に買いが入りほぼ全面高だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、48.78ポイント(3.75%)高の1349.61で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆5934億円だった。売買高は24億8977万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1824と全体の94%を占めた。値下がりは82、変わらずは36銘柄だった。
 2日の中国本土株式市場で上海総合指数は大幅続伸。終値は前日比4.26%高の2849.68ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6134億8400万元。上海総合指数は小高く寄り付いた後、上げ幅を広げる展開。中盤に節目となる2800ポイントを突破した後も上値を伸ばし、1週間ぶりの高値水準で取引を終えた。前日の米株高や原油高を手掛かりに投資家心理が改善。四川省が向こう3年間の新規炭鉱建設計画を停止すると伝わったほか、工業・情報化部がセメント、造船、ガラス、アルミニウムなどの業界の過剰生産能力解消に関する意見書をまとめているとの報道などを受け、「両会」(全国政治協商会議と全国人民代表大会)を前に供給サイドの構造改革や景気対策を期待する買いも広がった。上海B株指数は3.70%高の357.76ポイント。深センB株指数は2.56%高の1137.95ポイントとともに大幅続伸した。

2016/ 3/ 1(火)
 1日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比58円75銭(0.37%)高の1万6085円51銭で終えた。中国の追加金融緩和をきっかけに投資家心理がやや改善し、不動産や建設、小売りなどの内需関連株を中心に買いが入った。東証株価指数(TOPIX)も小反発した。東証1部の売買代金は概算で2兆1481億円。売買高は22億2463万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は980、値下がりは838、変わらずは124だった。
 1日の中国本土株式市場で上海総合指数は反発。終値は前日比1.68%高の2733.17ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で4625億7200万元。上海総合指数は終盤に上げ幅を広げ、前日に割り込んだ節目の2700ポイントを回復して取引を終えた。中国人民銀行(中央銀行)が前日夜に発表した預金準備率引き下げが好感され、幅広いセクターに買いが波及した。中国政府が銀行、保険、証券に分かれている監督当局を統合し、中国人民銀行(中央銀行)の経済政策権限を拡大する方針と伝わり、金融改革が進展するとの期待も広がった。ただ、金融緩和に伴う人民元相場の下落懸念も強く、中盤までは前日終値を挟んだ一進一退の値動きだった。セクター別では証券や貴金属、航空宇宙が全面高。セメント、不動産も高い。上海B株指数は1.67%高の345.01ポイント、深センB株指数は1.34%高の1109.56ポイントとともに反発した。

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