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株式相場一言(2016年11月)

2016/11/30(水)
 30日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比1円44銭(0.01%)高の1万8308円48銭で終えた。東証株価指数(TOPIX)も反発し、0.86ポイント(0.06%)高の1469.43で終えた。東証1部の売買代金は概算で3兆2492億円。3兆円台に膨らんだのは11日以来。売買高は26億7116万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1065と、全体の5割超だった。値下がりは791、変わらずは133銘柄だった。
 30日の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反落。終値は前日比1.00%安の3250.03ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5635億800万元。上海総合指数は安く始まると、段階的に下値を切り下げる展開となった。前日までの4連騰で、今年1月初旬以来の高値圏にあっただけに、利益を確定する売りが広がった。前日の商品市場が大幅安になったことも市場心理を冷やした。短期金利の上昇が続くなか、中国人民銀行のオペ(公開市場操作)が5日ぶりに資金供給に転じたが相場への影響は限られた。ただ、指数は引き続きほぼ11カ月ぶり高値水準を維持した。セクター別ではインフラ建設関連、石油・石炭や非鉄金属、金融など幅広く売られた一方、IT・通信関連が買われた。上海B株指数は0.29%安の348.39ポイントと続落、深センB株指数は0.07%安の1162.76ポイントと6営業日ぶりに反落した。

2016/11/29(火)
 29日の東京株式市場で日経平均株価は続落した。終値は前日比49円85銭(0.27%)安の1万8307円04銭だった。東証株価指数(TOPIX)も13営業日ぶりに反落し、1.01ポイント(0.07%)安の1468.57で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆3080億円、売買高は19億5601万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1020と全体の51.2%を占めた。値上がりは824、変わらずは145銘柄だった。
 29日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。終値は前日比0.18%高の3282.92ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6899億1400万元。上海総合指数は一進一退の展開。反落でスタートしたが、売り一巡後はプラス圏に浮上し、次第に上げ幅を広げた。後場に入ると心理的節目の3300ポイント付近で売りに押され、マイナス圏に沈む場面もあったが、底値の固さを確認すると再び上げに転じ、大引け前に一時は3300ポイントに乗せた。ただ、高値警戒感から売りが一気に膨らみ、結局指数は急速に上げ幅を縮め、前日終値を小幅に上回る水準で取引を終えた。朝方発表された本日の人民元売買の基準となる中間レートが2日連続で元高・米ドル安の水準に設定されたことで人民元安に伴う資金流出懸念が一服。上海市など一部の都市で頭金比率の引き上げなど、住宅購入規制が一層強化されたとの報道を受け、不動産市場から株式市場への資金流入が加速するとの思惑が強まったことも投資家心理が強気に傾く一因。一方、このところの上昇で相場の過熱感もくすぶり、上値の重さが意識される場面では投資家の慎重な姿勢が目立った。上海B株指数は1.34%安の349.42ポイントと3営業日ぶりに反落、深センB株指数は0.34%高の1163.56ポイントと5営業日続伸した。

2016/11/28(月)
 28日の東京株式市場で日経平均株価は8営業日ぶりに反落し、前週末比24円33銭(0.13%)安の1万8356円89銭で取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)は12日続伸した。終値は5.05ポイント(0.34%)高の1469.58だった。東証1部の売買代金は概算で2兆3546億円だった。売買高は21億8569万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は534だった。一方で、値上がりは1343と全体の7割近くに上った。変わらずは107銘柄だった。
 28日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。終値は前営業日比0.46%高の3277.00ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6420億6200万元。上海総合指数は続伸スタート。終日プラス圏でもみ合う展開となった。前週末に証券当局が深セン市場との相互取引「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」を12月5日に始動すると発表したことや、本日の人民元売買の基準となる中間レートが4日ぶりに元高・米ドル安に設定されたことなどが好感され、ただ、高値警戒感から3280ポイントを超える水準では利益確定売りが出て上値を抑えられた。セクター別ではインフラ建設関連、銀行、非鉄金属が買われた一方、証券が売られた。上海B株指数は0.15%高の354.15ポイントと続伸、深センB株指数は0.05%高の1159.58ポイントと4営業日続伸した。

2016/11/25(金)
 25日の東京株式市場で日経平均株価は7日続伸し、前日比47円81銭(0.26%)高の1万8381円22銭で終えた。東証株価指数(TOPIX)も11日続伸し、4.57ポイント(0.31%)高の1464.53で終えた。TOPIXの11日続伸は2015年5月15日〜6月1日(12日続伸)以来。東証1部の売買高は24億9278万株だった。値上がり銘柄数は1030と全体の5割を占めた。値下がりは835、変わらずは124銘柄だった。
 25日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.62%高の3261.94ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6124億5300万元。上海総合指数は小安く寄り付いた後、中盤まで前日終値を挟んで一進一退の値動き。政策期待を背景とする地合い改善に伴い、終盤に上げ幅を広げ、結局この日の高値圏で引けた。人民元の対米ドル相場が下げ止まらず、資金流出を警戒する売りに押される場面も目立ったが、心理的節目の3200ポイントに迫る水準では割安感が出た銘柄に買いが入り、下げ渋った。セクター別では、銀行や建設、鉄鋼、通信が買われた半面、産金や繊維・アパレル、非鉄金属が売られた。上海B株指数は0.08%高の353.61ポイントと小幅ながら3日ぶりに反発。深センB株指数は0.13%安の高の1158.97ポイントと3日続伸した。

2016/11/24(木)
 24日の東京株式市場で日経平均株価は6日続伸した。終値は前営業日比170円47銭(0.94%)高の1万8333円41銭と1月5日以来の高値だった。東証株価指数(TOPIX)も10日続伸し、12.46ポイント(0.86%)高の1459.96だった。東証1部の売買代金は概算で2兆6183億円だった。売買高は23億6753万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1157と全体の58%を占めた。値下がりは720、変わらずは112銘柄だった。
 24日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅反発。終値は前日比0.02%高の3241.74ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6260億4600万元。上海総合指数は方向感に欠ける展開だった。続落で寄り付いたが、前場中盤以降はおおむねプラス圏で推移した。後場に入ると急速に上げ足を速め、心理的節目の3250ポイントを上抜く場面もあったが、高値警戒感から売りが膨らみ一気に下げに転じた。大引け前にかろうじて戻し、結局前日比ほぼ横ばいで引けた。国有企業改革の加速など、根強い政策期待が地合いを支えているほか、当局による引き締め強化で過熱していた不動産市場から株式市場に資金が流れ込んでいるとの観測などで投資家心理が改善した面もある。ただ、指数が1月初旬以来の高水準にあるだけに目先の利益の確定売りが出やすい。米ドル高を背景とする人民元安の加速も重荷となっている。上海B株指数は0.20%安の353.32ポイントと続落。深センB株指数は0.06%高の1157.45ポイントと続伸した。

2016/11/23(水)
 23日の東京株式市場は「勤労感謝の日」で休場です。
 23日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。終値は前日比0.21%安の3241.47ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6799億1100万元。上海総合指数は小安く寄り付き、中盤までは前日終値を挟んだ一進一退の値動き。終盤に下げ幅をやや広げて引けた。指数は1月初旬以来の高水準にあるだけに、ひとまず利益を確定する売りが優勢となった。ただ、これまでの相場上昇に伴い地合いは改善しており、下値は堅い。大手商業銀行が債権を株式に転換するデット・エクイティ・スワップ(DES)業務子会社を設立すると伝わり、中国政府が掲げるデレバレッジ(債務圧縮)が進展するとの期待から銀行株が買われて相場を下支えした。セクター別では、通信と保険が全面安。石炭、非鉄金属、港湾・海運も安い。半面、銀行や不動産、家電などが買われた。上海B株指数は0.39%安の354.16ポイントと3日ぶりに反落。深センB株指数は0.09%高の1156.79ポイントと小幅ながら8営業日ぶりに反発した。

2016/11/22(火)
 22日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸した。終値は前日比56円92銭(0.31%)高の1万8162円94銭と、およそ10カ月半ぶりの高値を付けた。東証株価指数(TOPIX)も9日続伸し、4.57ポイント(0.32%)高の1447.50で終えた。それぞれ2015年8月10日までの9日続伸に並ぶ約1年3カ月ぶりの長期連騰記録となった。東証1部の売買代金は概算で2兆1727億円、売買高は19億6090万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の6割にあたる1210、値下がりは650、変わらずは127だった。
 22日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.94%高の3248.35ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6637億8000万元。上海総合指数は小幅続伸で寄り付き、終始プラス圏で堅調に推移した。朝方発表された人民元相場の中間レートが13営業日ぶりに反発したことや、当局による引き締め強化で過熱していた不動産市場から株式市場に資金が流入しているとの思惑が投資家心理の改善につながった。人民元安が一服したことで、深センと香港の相互株式取引「深港通」の開始日程がまもなく発表されるとの期待が高まり、買いを誘った。国有企業改革の試行対象が年内にも発表されると伝わり、改革の加速を見込んだ物色も相場を押し上げた。ただ、心理的節目の3250ポイント付近では上値が重かった。指数は結局、3250ポイントに乗せることなく、きょうの取引を終えた。上海B株指数は0.64%高の355.56ポイントと続伸、深センB株指数は0.08%安の1155.77ポイントと7営業日続落した。

2016/11/21(月)
 21日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸した。前週末比138円61銭(0.77%)高の1万8106円02銭で終えた。東証株価指数(TOPIX)も8日続伸し、14.47ポイント(1.01%)高の1442.93で終えた。8連騰は2015年8月10日までの9連騰以来の長さとなる。東証1部の売買代金は概算で2兆2867億円。売買高は20億7074万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1405と、全体の70.7%を占めた。値下がりは463、変わらずは117銘柄だった。
 21日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前営業日比0.79%高の3218.15ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5932億5200万元。上海総合指数は小安く寄り付いた後、すぐにプラス圏に切り返し心理的節目の3200ポイントに乗せた。指数はその後も堅調に推移。結局、1月6日以来10カ月半ぶりの高値で取引を終えた。人民元相場の中間レートが12営業日続落し、資金流出を警戒する売りが先行。ただ、7月以降の一部経済指標の改善から景気回復期待も根強く、押し目買いが入った。深センと香港の相互株式取引「深港通」の開始日程がまもなく発表されるとの期待も相場の支えとなった。上海B株指数は0.37%高の353.29ポイントと3営業日ぶりに反発、深センB株指数は0.21%安の1156.70ポイントと6営業日続落した。

2016/11/18(金)
 18日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸した。終値は前日比104円78銭(0.59%)高の1万7967円41銭と、1月6日以来およそ10カ月ぶりの高値となった。東証株価指数(TOPIX)は7日続伸し、5.38ポイント(0.38%)高の1428.26で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆7241億円だった。売買高は25億4106万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1333と67%を占めた。値下がりは523、変わらずは129銘柄だった。
 18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。終値は前日比0.49%安の3192.86ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で3565億3900万元。上海総合指数は小安く寄り付いた。前場中盤にはプラス圏へ浮上する場面もあったが、人民元の対米ドル相場が下げ止まらないことから、資金流出を警戒する売りが次第に優勢となった。終盤に下げ幅を広げ、心理的節目の3200ポイントを割り込んで引けた。朝方発表された人民元相場の中間レートは11営業日続落し、1米ドル=6.8796元と2008年6月以来8年5カ月ぶりの元安水準。オフショア市場の人民元相場(CNH)は6.91元を超えて元安が進行した。中国人民銀行(中央銀行)が元安を容認する姿勢との見方が市場で強まった。セクター別では、海運・港湾や石炭、証券、非鉄金属が売られる半面、運輸機器や不動産の一角が買われた。上海B株指数は0.66%安の351.99ポイントと続落。深センB株指数は0.11%安の1159.14ポイントと小幅ながら5日続落した。

2016/11/17(木)
 17日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前日比42銭(0.00%)高の1万7862円63銭で終えた。東証株価指数(TOPIX)は6日続伸し、1.43ポイント(0.1%)高の1423.08で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆4285億円。売買高は23億7012万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1069と、全体の54%だった。値下がりは772、変わらずは144銘柄だった。
 17日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。終値は前日比0.11%高の3208.45ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5456億7200万元。上海総合指数は心理的の節目の3200ポイントを割り込んでスタート。その後は中盤にかけて、同節目を下回る水準でもみ合う展開となった。人民元売買の基準となる中間レートが17日に10日続落となる水準に設定されたことを受け、資金流出への懸念が強まり、売りを誘った。ただ終盤に下げ幅を縮め3200ポイント台に戻すと、一気にプラス圏に浮上した。セクター別ではインフラ建設、港湾・海運、通信が買われる一方、金融が総じて売られた。IT・ソフト関連もさえなかった。上海B株指数は0.18%安の354.32ポイントと6営業日ぶりに反落、深センB株指数は0.85%安の1160.44ポイントと4営業日続落した。

2016/11/16(水)
 16日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。前日比194円06銭(1.10%)高の1万7862円21銭で取引を終え、およそ9カ月半ぶりの高値を付けた。東証株価指数(TOPIX)も5日続伸し、18.67ポイント(1.33%)高の1421.65で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆8561億円。売買高は27億2666万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1585と、全体の79.8%を占めた。値下がりは314、変わらずは86銘柄だった。
 16日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続落。終値は前日比0.05%安の3205.41ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6275億3900万元。上海総合指数は小高く寄り付いた後、心理的な節目の3200ポイント付近でもみ合うこう着感の強い展開となった。きょうの人民元相場の対米ドル中間レートが9営業日連続で下落したことを受け、資金流出への警戒感が上値を抑えた半面、下値での押し目買い意欲も強く、節目水準は守って引けた。上海B株指数は0.26%高の354.90ポイントと5営業日続伸、深センB株指数は0.02%安の1170.38ポイントと3日続落した。

2016/11/15(火)
 15日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに小幅に反落した。終値は前日比4円47銭(0.03%)安の1万7668円15銭だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸し、2.98ポイント(0.21%)高の1402.98と4月22日以来の高値だった。東証1部の売買代金は概算で2兆5886億円、売買高は24億9486万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1039、値上がりは809、変わらずは138だった。
 15日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。終値は前日比0.11%安の3206.99ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6306億9900万元。上海総合指数は序盤、前日終値を挟んでもみ合いでスタート。前場半ばに下げ足を速めた後は、心理的な節目の3200ポイントを意識した値動きが続いた。きょうの人民元相場の対米ドル中間レートが8営業日連続で下落したことを受け、資金流出への懸念が広がり、売りを誘った。前日に約10カ月ぶりに3200ポイントの大台を回復した後で、利益確定の売りが出やすい相場環境でもあった。ただ、同節目水準を割り込む場面では買い戻しが入り、結局、大台を守ってこの日の取引を終えた。セクター別ではインフラ建設関連、エネルギー資源、証券が売られ、港湾・海運、IT・通信関連、保険の一角などが買われた。上海B株指数は0.18%高の354.02ポイントと4日続伸、深センB株指数は0.10%安の1170.63ポイントと続落した。

2016/11/14(月)
 14日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、終値は前週末比297円83銭(1.71%)高の1万7672円62銭だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、終値は同21.72ポイント(1.58%)高の1400.00だった。東証1部の売買代金は概算で2兆6449億円だった。売買高は25億2766万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1622と全体の8割強を占めた。値下がりは295、変わらずは69だった。
 14日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。終値は前営業日比0.45%高の3210.37ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7680億1100万元と、商いは賑膨らんだ。上海総合指数は反落スタート。ただ、売り一巡後にプラス圏に切り返すと前場は段階的に上げ幅を切り上げ、心理的節目の3200ポイントに乗せた。海外展開に消極的なトランプ次期大統領の施策が中国企業の海外進出に有利に働くとの見方や、上海と深セン両市場信用取引向け融資残高が9カ月ぶりの高水準に達したと伝わったこことなどが市場心理の改善につながった。後場に入ると、急ピッチな上昇に対する警戒感から伸上げ足を弱めた。結局、終値ベースでも今年1月7日以来ほぼ10カ月ぶりに3200ポイント台を回復した。セクター別ではインフラ建設、港湾関連、IT・通信関連が買われた一方、産金、自動車、酒造、繊維などが売られた。上海B株指数は0.12%高の353.39ポイントと3日続伸、深センB株指数は0.01%安の1171.77ポイントと小反落した。

2016/11/11(金)
 11日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比30円37銭(0.18%)高の1万7374円79銭で終えた。東証株価指数(TOPIX)も小幅に続伸し、1.93ポイント(0.14%)高の1378.28で終えた。東証1部の売買代金は概算で3兆6150億円。売買高は33億9544万株だった。先高観による買いと持ち高調整の売りが交錯し、売買代金は3日連続で3兆円を上回った。東証1部の値上がり銘柄数は784にとどまり、値下がり数(1115)の方が多かった。変わらずは87だった。
 11日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.78%高の3196.04ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7604億8600万元。上海総合指数は小動きで始まった。序盤は利益確定売りに押される場面もあったが、一巡後は次第に上げ幅を拡大。終値は1月6日以来約10カ月ぶりの高値だった。中国交通建設(601800)や中国中車(601766)など中国政府の「一帯一路」経済圏戦略から恩恵を受けるインフラ関連やプラント建設銘柄の上昇が目立つ。米大統領選で勝利した共和党候補トランプ氏が選挙運動中に、海外との自由貿易協定や米軍の海外展開に消極的な考えを示したことから、中国企業の海外進出に有利との思惑が広がったもよう。また、金属先物の先高を見込んで非鉄金属株が大きく買われた。もっとも、人民元の対米ドル相場が下げ止まらないことから、資金流出懸念もくすぶる。心理的節目の3200ポイントを上回る水準では高値警戒感から売りが出て、上値を抑えた。上海B株指数は0.96%高の352.96ポイント、深センB株指数は0.06%高の1171.90ポイントとともに続伸した。

2016/11/10(木)
 10日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに大幅反発した。前日比1092円88銭(6.72%)高の1万7344円42銭で終えた。東証株価指数(TOPIX)も反発し、75.19ポイント(5.78%)高の1376.35で終えた。東証1部の売買代金は概算で3兆4125億円。売買高は32億33万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1935と、全体の97.4%を占めた。値下がりは48、変わらずは3銘柄だった。
 10日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比1.37%高の3171.28ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6552億7000万元と、商いは賑わった。上海総合指数は反発して始まった後、終始、高値圏で推移した。軍事費の緊縮政策を掲げる共和党トランプ氏が米大統領選挙で当選したことを受け、中国の対外発展戦略「一帯一路」にプラスに働くとの見方が広がり市場心理の改善につながった。上海と深セン両市場の信用取引向け融資残高が今年1月以来9カ月ぶりの高い水準に達したと伝わったことも、買い安心感を誘った。上海B株指数は1.35%高の349.59ポイント、深センB株指数は1.28%高の1171.24ポイントとともに反発した。

2016/11/ 9(水)
 9日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落した。終値は前日比919円84銭(5.36%)安の1万6251円54銭と、8月3日以来およそ3カ月ぶりの安値で終えた。米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏が優勢との見方が強まった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反落し、62.33ポイント(4.57%)安の1301.16で終えた。東証1部の売買代金は概算で3兆9242億円と、日経平均が1万5000円割れした2月12日以来となる大商いだった。売買高は38億1019万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1934と全体の約97%を占めた。値上がりは43、変わらずは9だった。
 9日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。終値は前日比0.62%安の3128.37ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6536億1600万元。上海総合指数は小安く始まった後、米大統領選で政策の不透明感が強い共和党トランプ候補の優勢が伝わり下落した周辺アジア市場に追随する格好で、前場に下げ足を速めた。後場寄りに一時、心理的節目の3100ポイントを割り込む場面も見られたが、その後急速に下げ幅を縮めた。上海B株指数は0.50%安の344.93ポイントと5営業日ぶりに反落。深センB株指数は0.72%安の1161.44ポイントと反落した。

2016/11/ 8(火)
 8日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落した。終値は前日比5円83銭(0.03%)安い1万7171円38銭だった。TOPIXも小幅続伸し、0.69ポイント(0.05%)高の1363.49だった。東証1部の売買代金は概算で1兆7766億円。売買高は16億5971万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1055と全体の53%を占めた。値上がりは805、変わらずは127銘柄だった。規模別東証株価指数(TOPIX)では「大型」が前日終値を上回った。
 8日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.46%高の3147.89ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5213億2400万元。上海総合指数は続伸でスタートした。その後はプラス圏でもみ合う展開となり、前引けにかけて上げ足を速めた。後場に入ると序盤は一段高となったが、指数は約10カ月ぶりの高値圏にあり、高値警戒感から次第に上げ幅を縮めて取引を終えた。深セン証券取引所が香港証券取引所と相互に株式売買を取り次ぐ「深港通(深セン・香港ストックコネクト)」の技術システムを11日大引け後にデータ網へ接続すると発表したことを受け、11月中にも「深港通」が開通するとの観測が高まった。米大統領選挙を巡る不透明感の後退で外部環境が改善したことも投資家の安心感につながっている。一方、現地時間の11時頃に発表された10月の中国貿易統計は輸出、輸入ともに予想を超える落ち込みとなったが、相場への影響は限定的だった。上海B株指数は0.26%高の346.68ポイントと4営業日続伸。深センB株指数は0.29%高の1164.85ポイントと3営業日ぶりに反発した。

2016/11/ 7(月)
 7日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、終値は前週末比271円85銭(1.61%)高の1万7177円21銭だった。東証株価指数(TOPIX)も大きく反発し、15.76ポイント(1.17%)高の1362.80で終えた。東証1部の売買代金は概算で1兆9716億円。売買高は17億6163万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1489と、全体の75%を占めた。値下がりは423、変わらずは75銘柄だった。
 7日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前営業日比0.26%高の3133.33ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5114億3900万元。上海総合指数は横ばいでスタート。序盤は金融当局による市場からの資金吸収が嫌気され軟調な値動きとなった。中盤にエネルギー資源株の主導で切り返すと、その後はほぼプラス圏で推移した。ただ、高値圏では上値の重さが意識され、大引けにかけて上げ幅を段階的に縮めた。上海B株指数は0.10%高の345.78ポイントと小幅ながら3営業日続伸。深センB株指数は0.20%安の1161.44ポイントと続落した。

2016/11/ 4(金)
 4日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、前営業日比229円32銭(1.34%)安の1万6905円36銭で終えた。東証株価指数(TOPIX)は続落し、21.40ポイント(1.56%)安の1347.04で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆3564億円。売買高は20億5681万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1512と、全体の76%を占めた。値上がりは395、変わらずは79銘柄だった。
 4日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反落。終値は前日比0.12%安の3125.32ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5664億2000万元。上海総合指数は小安く寄り付いた。序盤に上げへ転じ、取引時間中として1月11日以来ほぼ10カ月ぶり高値を付ける場面があったが、買い一巡後は上げ幅を縮小。終盤は利益確定売りが優勢となり、マイナス圏で終えた。中国政府が進めるデレバレッジ(債務圧縮)が景気に与える影響も警戒された。もっとも中国景気の減速懸念は後退しており、下値は堅かった。人民元の対米ドル相場が落ち着きを取り戻したほか、前日に中国人民銀行(中央銀行)が中期貸出制度(MLF)を通じて資金を供給したことも好感された。セクター別では産金や運輸・物流、酒造などが売られた半面、通信の一角や石炭、環境保護関連が買われた。上海B株指数は0.11%高の345.43ポイントと小幅ながら続伸。石炭株のイータイ・コール(900948)、産業団地開発の上海市北高新(900902)が高い。深センB株指数は0.32%安の1163.73ポイントと反落した。自動車メーカーの重慶長安汽車(200625)、LCD用ガラス基板メーカーの東旭光電科技(200413)が売られた。

2016/11/ 3(木)
 3日の東京株式市場は「文化の日」で休場です。
 3日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.84%高の3128.94ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6405億400万元と6000億元台に乗せ、商いは膨らんだ。上海総合指数は心理的節目の3100ポイントを下回る水準でスタート。序盤は前週日終値を挟んだもみ合いとなったが、中盤以降上げ幅を広げる展開に。午前に発表された財新中国サービス業PMIは52.4と、前月から上昇し、ここ4カ月で最も高い水準となったことが市場心理の改善につながった。後場に上げ幅が1%を超える場面も見られたが、高値圏では急ピッチな上昇に対する警戒感から伸び悩んだ。上海B株指数は0.38%高の345.04ポイントと続落。深センB株指数は0.59%高の1167.46ポイントとともに反発した。

2016/11/ 2(水)
 2日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落した。前日比307円72銭(1.76%)安の1万7134円68銭で取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反落し、24.75ポイント(1.78%)安の1368.44で終えた。東証1部の売買代金は概算で2兆2079億円だった。売買高は20億5634万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1768と全体の89%を占めた。値上がりは173、変わらずは45銘柄だった。
 2日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。終値は前日比0.63%安の3102.73ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5436億2400万元。上海総合指数は安く始まった後、終日マイナス圏で推移した。12月の米利上げが意識されるなか、米大統領選をめぐる不透明感が強まり、リスク回避の売りが優勢だった。中国人民銀行(中央銀行)が公開市場操作を通じ純額ベースで金融システムから350億元を吸収したことも嫌気された。セクター別では、石炭、鉄鋼、家電などが売られた半面、産金が買われた。上海B株指数は0.28%安の343.75ポイント、深センB株指数は0.46%安の1160.56ポイントとともに反落した。

2016/11/ 1(火)
 1日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比17円38銭(0.10%)高の1万7442円40銭だった。東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、0.17ポイント(0.01%)高の1393.19だった。東証1部の売買代金は概算で2兆1094億円だった。売買高は19億602万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は916と全体の46%にとどまった。値下がりは911、変わらずは158銘柄だった。
 1日の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反発。終値は前日比0.71%高の3122.44ポイントだった。上海、深セン両市場の売買代金は概算で4837億8600万元。上海総合指数はほぼ横ばいでスタートした。序盤は心理的節目3100ポイントを割り込む場面もあったが、ほどなくして上げに転じた。きょう発表された2016年10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を大幅に上回ったことが好感された。国家統計局発表の10月製造業PMIは51.2と、前月の50.4、市場コンセンサス予想の50.3を大きく上回り、2014年7月以来の高水準となった。中国メディアの財新と英マークイット発表の財新中国製造業PMIも51.2と前月から1.1ポイント上昇。指数は次第に上げ幅を広げ、きょうの高値圏で取引を終えた。上海B株指数は0.59%高の344.72ポイントと3営業日ぶりに反発。深センB株指数は0.33%高の1165.95ポイントと5営業日ぶりに反発した。

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