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中国雷天能源集団における電気自動車 (EV) の研究・開発 (一)
今年の春、中国政府は「自動車産業調整振興企画」という自動車戦略方針を策定した。未来の自動車技術の頂点に立とうとする。国務院発展研究センターは３回に渡って、雷天能源集団を検討して、改めて雷天能源集団の希土類イットリウム・鉄・リチウム動力電池と純電気自動車(EV) の成果を発見した。秋、政府から優先的に電気自動車を発展促進する政策を打ち立てる中、海天新エネルギー電気自動車建設プロジェクトは中国環渤海湾経済開発区の曹妃甸に礎を据えた。
プロジェクトは用地面積 21,000 ムー（1ムー：6．67アール）、総投資額 338.20 億元。２期に分けて建設する。第一期目の用地面積 9,850 ムー、投資額 140.86 億元、総建築面積 3,086,768 ㎡。第二期目の用地面積 9,650 ムー、投資額 134.35 億元、新建築面積 2,805,372 ㎡。三年後のプロジェクト完了時の年営業収入は 1830 億元になる見通しだ。現時点で、このプロジェクトは世界において最大だ。
プロジェクトの提出、企画、立案、準備に至る段階から、中央政府と地方政府は多大の関心を払った。江沢民、李鵬など前代の指導者と現在の副総理李克強、科学技術部長の万鋼氏など海天の電気自動車を試乗または視察した。イットリウム・鉄・リチウム動力電池の発明者の鐘馨稼氏を高く評価した。地方政府は担当者を指定して、プロジェクトに協力した。もはや、純電気自動車の開発は国家戦略だ。
鐘馨稼氏 写真右
今、海天は独自の知的財産権の電気自動車技術を用いて、大小様々な電気自動車を装備して、曹妃甸フォーラムにサービスを提供している。展示中の車両は 10 ブランド、 4 種類、20 台あまりだ。
－ 乗用車型。紅旗 CA7560型 6.9 メートルロングの３列座席高級車をベースに改装した紅旗電気自動車。リムジンタイプ、エレガントな面持ち、１回の充電での続行距離は 360 km。もう一台は紅旗盛世 3.0L 小型車をベースに改装した乗用車、１回、30 分の充電での続行距離は 300 km 以上だ。
－ ビジネス中型バス。日産自動車の中型バス「碧蓮」をベースに、新たに設計した VIP 級電気ビジネス中型バス。TS-LFP300AH 電池ユニットと 50KW 同期モーターを装備して、１回の充電でエアコンをつけながら 300km 以上、最高時速は 120km、最大斜面 25%、電池の寿命は 100 万キロメートル、百キロメートル消費電力は 17kwh だ。このバスは今全世界においてもっとも先進的なバスだ。もう一台は国産通常型都市交通バスを改装して造った。性能は大体同じだ。
－ 都市交通大型バス。第一汽車のバスをベースにして、新しく設計してローフロアタイプの都市交通大型バスである。座席 23 個、立ち席 70 人のスペース。全長 12 メートル、11メートルと10メートルの３タンプ。120kw の電動モーター、TS-LFP700AH型電池ユニットを装備する。１回の充電で 20 分、続行距離は250～300 キロメートル、最高時速 90 キロメートル、最大22%の斜面を登れる。
－ 大型豪華旅行バス。電気豪華旅行バスは旅行業界の長距離運営できる大型バス需要を満足する。蘇州「金龍」キャンピング車をベースに全面的に再設計した。TS-LFP700AH型電池ユニット、130kw の電動モーターを装備する。時速 0 から 100 キロメートルまでの加速時間は 31 秒、最高時速 120 キロメートル、最大斜面 25%、１回の充電で続行距離は400 キロメートル、200 キロメートル毎に5 分間を充電したら、長時間運行できる。最高時速 90 キロメートル、空載の場合 13.5 トン、満載の場合 18.8 トン。空調システムを配置し、700Ah の電池ユニットで冷暖房を提供する。無線通信、ビデオ、オーディオシステムを装備する。このバスは今世界最高レベルの電気旅行バスに属する。
雷天能源集団は短時間に様々な電気自動車を改装できたのは、長年の研究・開発で、電気自動車を構成するコア技術を掌握したからだ。すなわち、以下の公式が成り立っている。
ブランドの車体構造＋純電気自動車動力システム＝ブランド品の電気自動車！(続く)
レポーター 株式投資情報 我是正道 (2009年10月24日) |
